【教室の様子】占い記事ライティング講座

【教室の様子】占い記事ライティング講座

開催日:2025年5月9日(金)
科 目:占い記事ライティング講座
開催校:銀座校,オンライン

「文章の質を上げる」
レッスン中にはこのような例題もあります。
この例題は時事ネタとして急遽、追加しました。
 

▼例題
以下の2点を抑えて原稿を書いてください。
文字数は200文字程度で。
占いの要素はまだ含めずに。

(1)アメリカ人がローマ教皇に選ばれたのは初めてのこと
(2)アメリカではカトリックの司教はいるがプロテスタントが多数派

▼解答例(生徒さん)
アメリカ出身の人物がローマ教皇に選出されるのは、史上初の出来事です。
アメリカではカトリックの司教は存在しますが、国全体ではプロテスタントが多数派を占めています。
この背景により、今回の選出は宗教的にも政治的にも大きな意味を持ち、世界中で注目されています。

ここまで立派に書けるようになって、講師冥利に尽きます。
作成する文章は、生徒さんによってかなり異なります。
  
参考までに講師が用意した解答例は以下の3つ

解答例1 某ベストセラー作家のような文体なら
アメリカ人がローマ教皇に、そんなニュースが世界を駆け巡った。
史上初めてのことだ。
アメリカにはもちろんカトリックの司教はいる。
だが、国の大半はプロテスタント。
だからこそ、この選出には重みがある。
宗教の壁を越えた、その瞬間に、何かが動いた気がした。

解答例2 明治時代の某女流作家のような文体なら
ああ、つひにアメリカの人、法王の座に昇らせ給ふとは、世の移りを誰か知らざらむ。
国に司教の座はあれど、民の心は多くプロテスタントに傾きぬ。
そのなかにあって、遥かヴァチカンの鐘の音に応ふる者の出でしこと、まこと夢のやうに思はるる。

これは、少々、遊び心を含めてみました。
 

解答例3 中原中也のような文体の詩の形式なら
アメリカの空のした
プロテスタントの風が吹く
その国から
一人の人が
ローマの鐘に呼ばれた
 
カトリックの司教たちは
静かに祈っていたけれど
誰も知らなかった
この日が来ることを
夢のやうに
煙のやうに
 
初めてのことだった
世界は少し
揺れていた

 
文章力を身につけたい方、
講座のお申し込みお待ちしています。
 

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占い記事ライティング講座

https://uranai-kyoushitsu.com/uranai-writing/

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