身近に感じられるはず。“スズメ”から学ぶ“共存共栄”
=今宵のお月様は、“有明月(有明の月 #6)”=
旧暦で、十六日以降にでる月の総称である。夜が明けてもまだ空に残っている月の事を表しています。古くから趣のある月とされてきました。
そして、今日の月は、獅子座から乙女座に移動する。山羊座に位置する太陽のエネルギーがラッキーな作用を与えてくれる。そして、魚座に位置する海王星のエネルギーが向かい側から影響を与えてくる。
さて、【今日はどんな日?】
街でよく見かける鳥の中に“スズメ”は身近である。あまりによく見かけ、害も感じないが故に、“スズメ”がどういう生態の鳥なのか知っている人は少ないのではないだろうか。クジャクのように鳥の中には一目見て、雄と雌を区別できるものは多い。しかし、“スズメ”は雄と雌で同じ体色をしていて、ビデオで撮影しても、捕まえてじっくり見ても、違いはわからないという。いくつかの部位は平均的には雄の方が大きいが、雄雌で重なりが大きいため、はっきりと区別する情報にはならないのだ。研究者たちは血を採って調べているという。血液に含まれるDNAのある領域を調べると、雄雌で違いがあるのだ。それほど、“スズメ”の雄雌を見分けるのは難しい。そして、“スズメ”の特徴として、多くの鳥は人がいるところを嫌う。
しかしながら、 “スズメ”は人のいるところでばかりで子育てをする。実際、過疎化にともなって人がいなくなると、“スズメ”も姿を消すことが観察されている。なぜなら、“スズメ”は人の有無で自分が繁殖するかどうかを判断しているといわれているからだ。実は生き物の世界では、これはごく普通のことで、多くの生き物は、さまざまな情報を使って自分が子育てをするのに適しているかどうかを判断しているのである。
したがって、森に生息する鳥であれば、どんな木がどれくらいの高さで生えているのか、餌となる生き物がどれくらいいるのかといった情報を使っている。つまり、“スズメ”が人という生き物を認識して、人の有無を自分が繁殖するための指標として使っていても、不思議ではないはずである。書物によれば、今のところ、タカやヘビ、イタチなどの天敵を避けるため、人のそばを好むと考えられている。だが、人のそばを好むといっても“人が好き”というわけではない。まず、“スズメ”は人に対して一定の距離を保とうとする。さらに、人に巣を見られることを極端に嫌う。こういった人に対する警戒心は、ある程度、遺伝的にプログラミングされているのであろう。なぜなら、人はかなり長い間“スズメ”を捕り続けてきた。人を警戒する性質を生まれながらにもつスズメが多数占めるようになっていてもおかしくはないのである。街で何気なく見かける“スズメ”だが、その生態を知ると、“スズメ”に少しでも興味がわいてくるのではないだろうか。身近な動物との共存共栄を改めて感じてみようではないか。
さて、今日は獅子座から乙女座に移動するので、細かいに神経が行き届く時期。山羊座に位置する太陽のエネルギーがラッキーな作用を与えてくれるので、目標達成のために努力することで現実性を得る。そして、魚座に位置する海王星のエネルギーが向かい側から影響を与えてくるので、直感的・スピリチュアル的や身内からの影響が近況感を与えてくる。つまり今日は、直感に頼らず現実的に行動し、細かいことをチェックして吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。