“神無月”、神様集結説は俗説だった!?
=今宵のお月様は、“小望月(こもちづき)”=
小望月(こもちづき)は十四日月とも呼ばれ、旧暦で毎月十四日目にでる月。また幾望(きぼう)とも言われ、望に「ちかい」(幾)月という意味である。
そして、今日の月は射手座に位置する金星のエネルギーがラッキーな作用をもたらす。しかし、蟹座に位置する木星のエネルギーと山羊座に位置する冥王星のエネルギーが共にアンラッキーな影響を及ぼす。
さて、【今日はどんな日?】
10月は“神無月(かんなづき、かみなしづき)”と呼ばれるが、これは日本における旧暦10月の異称である。こんにちでは新暦10月の異称としても用いられる。この“神無月”の語源に明確な語源があるわけではないらしい。よく耳にするのは“出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなる”と言われ、出雲では“神在月”と呼ばれるなどの説である。
しかしながら、この説は後付けであり、中世以降に出雲大社の御師が全国に広めた俗説とされるそうである。また“留守神”という性格を持つ神も存在し、すべての神が出雲に出向くわけではないのである。出雲に祭神(さいじん)が皆出向いてしまっては、その地域を鎮護(ちんご)するものがいなくなるという考えいから、“留守神”と呼ばれる留守番をする神も考え出されるようになったという。一般に留守神には恵比須神が宛てられ、10月に恵比須を祀る恵比須講を行う地方もある。
したがって、“神無月”の一番有力な説が神無月の“無・な”が“の”にあたる連体助詞“な”で“神の月”とする説である。ところで、鹿島神宮の祭神は、地震を起こす原因と考えられた“地中に棲む大鯰(おおなまず)”を、押さえつける“要石”を鎮護するものである。過去において神無月に起きた大地震の幾つかは、鹿島の神が出雲に出向いて留守だったために起きたと伝承されているものがある。さて、今月も残り半月を切ったのだが、ここで過去に習い地震対策として、3日分の水や食料などや防災グッズの準備をしておくのも悪くない。そして、かつてより準備している方は再度チェックし“転ばぬ先の杖”は、直ぐに使えるようにしておく様に心がけるとよいのでは。
さて、今日は射手座に位置する金星のエネルギーがラッキーな作用をもたらすので、楽しいことに好奇心旺盛になれる日。しかし、蟹座に位置する木星のエネルギーと山羊座に位置する冥王星のエネルギーが共にアンラッキーな影響を及ぼす。つまり、内と外を区別し成長するエネルギーと、現実的に生まれ変わるエネルギーがアンラッキーな影響を及ぼす日。楽しいことに積極的に参加して吉。しかし、どんな仲間と過ごすかに悩みそう。そして浪費には十分注意して吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。