昭和の駄菓子屋文化。復活させたいものは、何だと思います!?
=今宵のお月様は、“十日あまりの月 #3”=
十日夜(とうかんや)・十日月とも呼ばれ、陰暦で十日ころの月。今宵は、“十日あまりの月”の三日目である。
そして、今日の月は蠍座に位置する水星と、蟹座に位置する木星がラッキーな作用を及ぼす。
さて、【今日はどんな日?】
“駄菓子屋”と聞くと、“昭和の響き”がして懐かしい。“駄菓子屋”とは、児童への菓子・玩具の販売を目的とした商店である。1980年代以前の町村では普通に見られた店舗である。この業態の成立は古く、その発祥もはっきりしてないが、明治・大正の時代から度々文学作品などにも登場している。そして、江戸時代には飴売りという無店舗で飴を売り歩く商人(行商)が存在し、この商人たちは、昭和の駄菓子屋に相通じるものがあったようだ。
しかしながら、駄菓子屋は1980年代から著しい減少傾向が続いている。減少の要因として、少子化の影響やゲーム機器の普及に伴った子供たちの遊びに対する嗜好の変化。更に、衛生的で商品も豊富なコンビニエンスストアの増加が考えられる。また店舗の後継者不足、などさまざまな要因から街中の駄菓子屋はかなり減少してしまった。かつて、駄菓子屋は子供たちの社交場であった。子供らの文化において、コミュニケーション力や経済の基礎など、社会的基盤を養う場であった。そして、駄菓子屋では、年齢層の違う子供らが集い、一緒になって利用する場であった。
したがって、そこには一種のコミュニティが成立し、社会への接触を学んでいく場であったのである。“駄菓子”に関しては、子供時代に駄菓子屋に慣れ親しんだ大人たちが行動を起こした。当時を懐かしむ傾向や、懐古趣味の流行もあり取り扱いをする店舗は姿を変えて今でも購入はできるように成った。インターネットでの通信販売や大型ショッピングセンター、コンビニに至るまで、現代では多様化しつつ入手は可能である。だが、子供たちのコミュニケーション意識は変化してはいない。子供たちの社交の場は、駄菓子屋から学習塾やインターネットなどに移り変わったままではないだろうか。“駄菓子屋文化”を大人の懐古ブームだけにとどまらせず、“子供の社交場”の復活にも目を向け、子供の社交性の育成の場として復活させて欲しいものの一つと考える。
さて、今日は蠍座に位置する水星と、蟹座に位置する木星がラッキーな作用を及ぼすので、一途に勉強に打ち込むと自己成長が期待できる。更に、家族とのコミュニケーションが運気アップの鍵。今日は、バージョンアップのための学習がはかどる暗示。そして、家族の絆を身近に感じて吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。