安価なダイエット食品の代表格に、製造業者の苦悩は続く…。
=今宵のお月様は、“十日あまりの月 #2”=
十日夜(とうかんや)・十日月とも呼ばれ、陰暦で十日ころの月。今宵は、“十日あまりの月”の二日目である。
そして、今日の月は魚座から牡羊座に移り変わる。そして、牡羊座に位置する天王星のエネルギーが、月のエネルギーを高めてくれる。しかし、山羊座に位置する冥王星と金星のエネルギーがアンラッキーな影響を及ぼす。
さて、【今日はどんな日?】
近年、豆腐業者が倒産や廃業に追い込まれるケースが増えているという。豆腐業者はこの10年間に全国で約5,000軒が廃業に追い込まれたと悲劇的なデータもある。大豆価格の高騰に加え、スーパーから値下げを求められるなど経営は悪化の一途である。価格高騰が本格化した2007年は、前年と比べて豆腐の主原料となる大豆の価格が2倍にハネ上がったという。加えて、加工する際に必要な重油や、石油由来のパッケージの製造費も高騰が続いており、経営に打撃を受ける業者が増えている。
しかしながら、現在、豆腐業者は全国に約1万5,000社もあるのだが、そのうち大きな工場を持ち、製造と卸を手がける大手は全体の2割に満たない。約6割は製造した豆腐を自分の店で売る“町の豆腐屋”となる。中小企業がひしめき合う豆腐業界では、ここ10年ほど供給過多に起因する値下げが続いてきた。資産を食いつぶして疲弊し切った業者の廃業は毎年500件にも上るというのだ。そんな折に原燃料価格上昇が経営を悪化の一途へ追い込んでだといえる。
したがって、小売店との出荷価格の値上げ交渉も難航している。結り、交渉が叶わず大手小売店に切り捨てられた中堅業者の廃業が相次いでいるという。特に悲劇的な状況として“町の零細豆腐店”は、後継ぎ不足に原料価格高騰という二重苦を背負っている。更に、原料価格の上昇は、食卓にも影響を与えている。一部スーパーでは“スカスカの豆腐が増えた”というお客からの苦情が増えたという。なぜなら、原料高に耐えかねて、豆乳を減らし酸性ソーダなどで固めた質の悪い豆腐を出荷する業者が増えたためだという。豆腐といえば、栄養価が高く、安価で手軽に買える庶民の味方であり、ダイエット食品、健康食品といったイメージが高い食材だ。だが、今後さらなるコスト圧力が発生すれば、一丁200~300円ほど出さないと、まともな豆腐が買えなくなる日がくるかも知れない。
さて、魚座から牡羊座に移り変わるので、行動が積極的なる時期。そして、牡羊座に位置する天王星のエネルギーが、月のエネルギーを高めてくれるので、リラックスした時は、いつもと違う行動が吉。しかし、山羊座に位置する冥王星と金星のエネルギーがアンラッキーな影響を及ぼすので、現実的な行動が極端になり易く、楽しむことに対して打算的になる。つまり今日は、いつもと違うリラックス方法が吉。極端な行動や打算的な思考を抑えて吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。