伝統的習慣の“合理化”か“存続”か…。あなたならどちらを支持しますか!?
=今宵のお月様は、“有明月(有明の月 #7)”=
旧暦で、十六日以降にでる月の総称である。夜が明けてもまだ空に残っている月の事を表しています。古くから趣のある月とされてきました。
そして、今日の月は蟹座に位置する木星のエネルギーが月のエネルギーを高めてくれる。そして、蠍座に位置する水星がラッキーなエネルギーを与えてくれる。
さて、【今日はどんな日?】
スペインの伝統的習慣である「“シエスタ”(昼食後の昼寝)」をご存知だろうか。“シエスタ”とは、一般的な昼食時間の13時から17時までの間で3時間ほど飲食店以外はほとんどのお店が閉まる習慣であり。その間に、彼らはゆっくり昼食をとり昼寝をするのである。日本人の感覚であれはとてものんびりとしていて羨ましい習慣のようであるが、生活習慣の違いを認識すると納得できる習慣なのである。スペインの食習慣では、日本が夕食に趣をおくのと違い、昼食が家族団欒の場となるのが本来の習慣である。学校や職場から一度自宅に帰宅し、昼食をとり一家団欒を楽しんだり昼寝をしたりした後、また学校や職場へ戻るのである。
しかしながら、近年ではこの習慣もなくなりつつある。2009年の調べでは、“シエスタ”の習慣があるスペイン人は全体のわずか16%だという。まず近代化が進みオフィス勤務の場合、勤務地が自宅から遠い人も増えた。そして、お昼の休憩時間もたっぷり2時間あるところは少なくなり、昼食のために一旦自宅に戻れないため“シエスタ”が不可能に成ったという。世界的に景気低迷が続き、欧州の中でも特に失業率が高いといわれるスペイン。経済成長と雇用創出が課題になっている。財務省も、“標準時変更と合理的な労働時間”の提案について検討中だと表明したという。
したがって、昼寝の習慣である“シエスタ”は、近い将来には“過去のもの”になる可能性が高くなってきたようだ。更に“標準時変更”の件であるが、生産性向上と雇用創出を目指すスペインの議会委員会が、同国の標準時を1時間遅らせるとともに、午前9時から午後5時までを標準的な労働時間と定めることを提案しているそうである。スペインはこれまで、フランコ政権時代の1940年代に採用された中部欧州標準時を使ってきている。もし“標準時変更”が実現すれば、これをグリニッジ標準時にすることで、労働時間を欧州の周辺国に合わせることとなる。スペインの労働時間合理化委員会は“仕事は午後5時までに終了、昼のランチタイムは40分以下”という目標を示したという。だが、お国柄を変更するのは並大抵のことではないと予測される。かつて、日本でもサマータイムの導入の案が話題になった記憶がある。しかし、いつの間にか記憶の彼方へ消えていった案件である。さて、私にとって縁があるスペイン。伝統的習慣である“シエスタ”の行方が個人的にも気になるのである。
さて、今日は蟹座に位置する木星のエネルギーが月のエネルギーを高めてくれるので、家族的なつながりが広がる。そして、蠍座に位置する水星がラッキーなエネルギーを与えてくれるので、ミステリアスな情報がラッキーをもたらす暗示。家族的なつながりが、自己成長を促す兆し。パワースポットでラッキーな情報ゲットの予感。癒しのエネルギーを積極的に取り入れて吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。