“事業DNA”。老舗企業の強みは“知的資産”!
=今宵のお月様は、“十日あまりの月 #3”=
十日夜(とうかんや)・十日月とも呼ばれ、陰暦で十日ころの月。今宵は、“十日あまりの月”の三日目である。
そして、今日の月は、蟹座に位置する木星のエネルギーがプチラッキーな作用を与えてくれる。しかし、蠍座に位置する土星のエネルギーが向かい側から影響を及ぼす。
さて、【今日はどんな日?】
老舗企業は“強み”をどのように受け継ぎ、永続してきたのか。共通項を探ると、財務諸表に表れない“知的資産”の重要性が浮かび上がる。激変する環境の中で、企業には自社の事業の意義を捉え直すことが求められている。わが国は“老舗企業大国”“長寿企業大国”と言われている。創業100年以上の企業を“老舗企業”、創業200年以上の企業を“長寿企業”と認識する捉え方がある。世界には、約7千数百社の“長寿企業”があると認識されているが、そのうちの4割以上がわが国の企業であるという調査がある。
しかしながら、わが国には事業承継について、潜在にあるいは顕在的に悩みを抱えている企業が多いと言われている。こうした悩みに対して、“老舗企業”や“長寿企業”に共通した事業継続・事業承継の秘訣(=家訓や独自の事業の進め方などを含めた“事業DNA(=知的資産)”)があり、多くの“老舗企業”や“長寿企業”が、こうした秘訣にもとづいて事業の承継を進めている。“事業DNA(=知的資産)”を承継していくこと、時代や経営環境の状況に合わせて変化の工夫をしていくことが大切なのだ。老舗企業に対するアンケート結果から、企業の強みと生き残りのポイントを眺めてみたい。老舗企業が“強み”として挙げた項目は、第1位の“信用”から第7位の“技術の継承”等、上位に挙げられた項目のすべてが財務諸表に表われない“知的資産”に該当する項目となった。
したがって、“事業DNA(=知的資産)”を認識し、これを維持・活用し、将来に引き継いでいくことが老舗企業としての強みであると認識されているものと見ることができるだろう。これに対して、財務諸表に表れる“強み”は、第13位に挙げられた“物的資産”まで登場しない。財務諸表の分析だけを行うということでは、“老舗企業”や“長寿企業”が経営上の強みと思っている事柄には到底たどり着けないということを示しているのではないだろうか。財務諸表の分析は極めて重要であるが、財務諸表以外の部分にも光を当てて、実際に見聞きすることを通じて、“事業DNA(=知的資産)”を把握することによって、本来の“老舗企業”や“長寿企業”良さがわかるのではないか。一般的な消費者は、掲げられる“名前”に惑わされることなく、クチコミなどの情報により“信用”を確かめることが、“老舗企業”や“長寿企業”選びのポイントであるといえよう。
さて、今日は蟹座に位置する木星のエネルギーがプチラッキーな作用を与えてくれるので、周りの人を大切にすることで成長できる。しかし、蠍座に位置する土星のエネルギーが向かい側から影響を及ぼすので、試練に直面すると人間不信に成りがち。つまり今日は、試練に直面して人間不信に成りがちな時には、周りの人を大切にすることで成長するだろう。怖がらず、周りの人を大切にして吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。