ミニュチュアサイズの自然感が世界でも人気!
=今宵のお月様は、“夕月 #1”=
旧暦で毎月第4日目から毎月第10日目にでる月。今宵は月齢四日目の夕月。
そして、今日の月は乙女座に位置する火星のエネルギーがアンラッキーな影響を及ぼす。
さて、【今日はどんな日?】
自然の風景を模して造形するのが特徴である“盆栽(ぼんさい)”。盆栽とは、草木を鉢(盆栽鉢、盆器)に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称であり、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味のことをいう。歴史的には中国の唐の時代に行われていた“盆景”が平安時代に日本へ入り始まった。江戸時代になると武士の副業としても盆栽の栽培が盛んになり、盆栽や園芸は興隆する。“盆栽”と聞くと高齢者の趣味の印象が強い。これは明治時代以降、盆栽は粋な趣味であった。しかし、培養管理・育成には水やりなどの手間や数年がかりの長い時間が必要なために、生活環境の推移によって次第に愛好者は時間的余裕のある熟年層が多くなった。そのため、戦後から1980年ぐらいまでの間は、年寄り臭い趣味とされた。
しかしながら、1990年代以降、盆栽が海外でも注目を集めるとともに見直す動きが高まり、若者の間でも粋な趣味として再認識されるようになってきているという。日本の盆栽はヨーロッパでは1970年頃から“Bonsai”として根強い人気がある。この頃からすでにアメリアやヨーロッパにおいて盆栽協会があり、イタリアにおいては日本にもない盆栽のための専門学校まである。1989年、第1回世界盆栽大会が日本にて開催され、参加国は32ヵ国、参加者は1,200人に達したという。それにあわせて、世界盆栽友好連盟(WBFF)が発足した。その後、4年ごとに世界各地で世界盆栽大会が開かれている。
したがって、海外での流行や若者たちに見直された理由として、“盆栽”の本来の趣である自然の風景を、植木鉢の中に切り取って作り出すところにある。その植物の野外で見られる大木の姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すものである。そのために剪定(せんてい)を施したり、自然の景観に似せるために枝を針金で固定し時に屈曲させ、あるいは岩石の上に根を這わせたりと様々な技巧を競うのも楽しみの一つとされる。このように“盆栽”は様々な手間と時間をかけて作る。つまり、生きた植物なので“完成”というものがなく、常に変化するのも魅力の一つであところなどが、癒しの趣味として見直されてきたようである。
さて、今日は乙女座に位置する火星のエネルギーがアンラッキーな影響を及ぼすので、神経質になり、考えすぎ行動できなくなるので注意。今日は、細かいことは気にせずにのんびり行動して吉。
では、今日も“星と共に女子力アップ!”メリッサ・ローズでした。